猫好きが何度も読み返してしまう「ネコが登場する漫画&ブログ5選」

    猫の漫画

    3度の飯より猫が好き。
    人間の下僕は嫌だけど、猫の下僕には自ら志願する。

    猫が大好きなまさこです。

    小学1年生のときに子犬を拾ってから約15年間犬とともに生活していましたが、18歳のときに野良猫が我が家に迷い込んでから一転、猫の魅力に取り憑かれました。

    犬も好きです。が、猫のあのツンデレなところが好き。好きというより魔物ですね。はい。

    これまで20匹以上の猫と暮らしてきた私が、目の前にリアル猫が何匹もいるのにも関わらず読みふけってしまう「猫が登場する漫画」をご紹介します。

    目次

    ねこが登場するおすすめ漫画&ブログ5選

    最近の猫漫画といえば、マンガ本として出版されるよりも前にもともとネット上(ブログやInstagram、twitterとか)で発信されていることが多いです。

    いまから紹介するマンガ達を私が知ったきっかけもほぼネット上でした。ネットの威力ってすごいですよね。

    くるねこ

    このマンガを読んで何度涙を流したことだろう。

    出会いと別れが何度も繰り返される、まるでヒューマンドラマのような猫マンガ「くるねこ」。

    何がいいって、猫との出会いと別れの中で、日々の生活での猫とのやり取りがとにかく良い。良いものは良い。愛知県在住の作者「くるねこ大和」さんが、保護した猫たちと一緒に暮らしている日々を描いた猫マンガです。

    もともとは保護猫活動の目的として、gooブログで猫マンガを描き始めたのがきっかけのようですが、今では漫画本が出版されたり、アニメになったりと大人気の猫マンガになりました。

    くるねこさんは、積極的に家で飼う猫を増やしているわけではなくて、木から降りれなくなった子猫を助けたり、高速道路の脇で動けなくなってた子猫をレスキューしたり、ペットショップで売れ残ってた子猫じゃなくなった猫を引き取ったり、野良猫のミルクボランティアをしたり。

    とにかく、くるねこさんが利他の気持ちで猫と寄り添っている姿に泣けてきます。

    スピンオフの作品も多いのも特徴ですが、とくに「猫医者に訊け!」シリーズが個人的には好きです。

    私自身、15年以上読み続けている最愛にして最高の猫マンガです。

    まめきちまめこニートの日常

    次は、言わずとしれた日本トップランカーの超絶人気ブロガーまめきちまめこさんが書いている猫マンガ「まめきちまめこニートの日常」です。

    これはねぇ。とにかく笑える。めちゃくちゃ笑える。そして泣ける。(やっぱり泣く)

    登場人物と猫のすべてが最強キャラ過ぎて、毎日投稿されてるにも関わらず一切飽きること無くいつも面白い。

    作者のまめこさんが犬と猫と一緒に生活している様子だけではなく、友達や家族も登場してくるネタ漫画なんですが、めちゃくちゃ面白いだけじゃなくジンワリくるんですよね。

    個人的に好きなキャラは、一番若手の「メロ」というオス猫と、今は亡きおばあちゃん猫の「シンバ」。この2人?2匹が絡んでいる回はいつも神回でした。メロの優しさとシンバのメス猫らしい孤高な佇まいとの対比が非常に楽しく、そして毎回泣く。とにかくやっぱり泣けるんです。

    どの猫も似たようなもんでしょ、と猫を飼ったことがない人は思うかもしれませんが、猫の個性って本当に豊かなんですよね。そしていろいろ考えて行動しているあたり、人間よりも心があるなぁとすら感じます。

    というか、365日休まず毎日更新してるまめこさんがすごい!!そしてクズキャラのようにご自身を描かれていますが、超絶働き者の猫愛に溢れるプロニート漫画家だと思います(笑)

    拾い猫のモチャ

    すでに何冊も単行本を出版されている人気猫マンガ。私はtwitter(にごたろ@vriGOpzvmMRE5Dv)で知ったんですが、ほぼ4コマで描かれている猫マンガです。

    主人公は拾われた猫の「モチャ」かと思いきや、ワタシ的にはこのマンガの主人公は登場するすべての「猫」と「人間」。

    本の紹介でも「猫あるある」のマンガと言われるように、猫を飼ったことがある人なら「ウンウン」と深く頷くしかないような猫あるあるばかり描かれています。なので、拾い猫のモチャに登場する人間や猫に、自分や自分の家族や飼ってる猫を投影してしまうんですよね。

    ちなみに作者のにごたろさんは福岡在住ということもあって、会ったこともないクセに勝手に親近感を抱いて応援している作者さんです。

    実話と思わせるほどの「猫飼いあるある」の内容ばかりで、普段の猫を飼っているリアルな様子をマンガにしているのかと思いきや現在は猫を飼っていないとのこと。猫を飼っていた頃を思い出しながらこれだけのリアリティ溢れるマンガを描かれるその才能に脱帽です。

    日常の何気ない猫と人間とのかかわり合いにじんわり優しい気持ちになれる猫マンガです。

    ねことじいちゃん

    キャットフードメーカーの「ピュリナ」で連載されている猫マンガ「ねことじいちゃん」。

    これは絵のタッチも好きだし、登場するキャラクターも好きな猫マンガです。

    登場人物は、妻を亡くしてから一人暮らしをしている「大吉じいちゃん」と、亡き妻が大切に育てていた猫の「タマ」。

    漁師町なので町全体に野良猫(地域猫)がたくさんいて、人間と共同生活をしているのが当たり前の光景が広がっています。その中で、妻を亡くして寂しいながらも丁寧な一人暮らしを過ごしているおじいちゃんと、そこに容赦なく存在感を醸し出す猫。

    そもそもお年寄りと猫というのは相性がいいんですよね。

    このマンガでも、大吉おじいちゃんとタマがお互いの存在を感じながらも、くっつきすぎず、離れすぎず、適度な距離感で共同生活を送っている様子が描かれていています。

    島民の人たち同士の昔ながらの人間味溢れるコミュニケーションの様子も、古き良き日本を彷彿させてくれて、読むだけで「老後はこんな風にのんびりした生活を過ごしたいなぁ」と思わせてくれます。

    いかんせん、登場人物がおじいちゃんということもあって「おじいちゃんがいつまで長生きしてくれるのか」というハラハラドキドキもあって、ヒューマンドラマ的要素も含んだ最高の猫マンガです。

    鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!

    こちらはtwitterで知った猫マンガです。

    一人暮らしの男の人が2匹の猫とのリアルな様子をtwitter(鴻池剛@TsuyoshiWood)で配信されています。

    2匹のお猫様と、猫の下僕としてお世話をしている作者さんの日常が描かれているマンガです。が、楽しいだけじゃなく、猫飼いとしての苦悩や悩みもリアルに描かれているので、猫を飼ったことがなくてこれから猫を飼おうと考えている人にも参考になると思います。

    個人的な偏見なんですが、猫を飼っている男性って優しい人が多いイメージ。

    動物のお世話をするだけなら犬も猫も同じですが、人間に従順(といわれる)犬と比べて、猫は本当に気まぐれ。そんな猫を大切に飼っているということは、人として懐が大きくて、世話好きで、マゾっ気がある人なはず(私的偏見ですが)。

    決して「かわいい」だけじゃ猫は飼えないということ、ウンチやおしっこ、嘔吐の処理も当たり前にやらないといけないということを、自虐的に面白くおかしく伝えてくれる猫マンガです!

    猫マンガが教えてくれること

    今回紹介した猫マンガの作者さんに共通しているのは「猫と人間の共存」

    基本的にみなさん捨て猫を保護していたり、地域猫のような自由に暮らしている猫と一緒の空間を共有しています。「かわいいーー」とか「寂しいからーー」とか軽い理由でペットショップで買うのではなく、猫が好きだからこそ不幸な猫を増やしたくないという思いがある方たちが、猫マンガを通して面白おかしく、ときに悲しく、想いを伝えてくれているなぁと感じます。

    私自身もこれまで飼った猫や今飼っている猫はすべて捨て猫で、もともと積極的に「飼いたい!」と思ったわけではなく、縁あってウチに住み着いた猫ばかりです。(避妊や去勢手術はしています)

    来るのも生きるのも死ぬのも、全ては猫が望むように、なるべく自然に逆らわずに猫と共同生活をしたいなぁ。猫の人気ランキングとかが無い世の中になってくれるといいなぁ。

    人間にランキングを付けると怒るくせに、猫や犬には平気で人気ランキングを付けて、それを参考にしてペットショップで高額の動物を買うという矛盾ばかりの人間は罪作りな存在ですね。

    というわけで、今回は私の好きなおすすめ猫マンガ5選でした。いやぁ、猫って本当に良いものですねっ!!

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