血栓症の私が昆虫食(コオロギ食)のデメリットについて考える

    ある日突然、どのテレビ番組を見ても同じことを報道するモノに対して恐ろしさを感じているまさこです。

    今回は、2023年になって急浮上した「昆虫食(コオロギ食)」について考えたいと思います。

    目次

    昆虫食(コオロギ食)のメリット・デメリット

    ちなみにですが、私は最近の昆虫食ブームについてとても懐疑的な目で見ています。明らかに人が食べるようなモノではないのに、テレビやネット、企業も一緒になって昆虫食の食べ物を売り出している感じに違和感しかないです。

    とくに私は持病で血栓症があるので、非常にセンシティブになる問題。(これについては後述したいと思います)

    と、昆虫食に対して文句を言っても世の中は昆虫ブーム満々なのも事実です。というわけで、まずは昆虫食について知っとかないと話にならないので、昆虫食についてのメリット・デメリットを調べてみました。

    昆虫食のメリット

    まずはメリットと言われていることから紹介します。

    ネットやテレビを見ていると、「食料危機を救う」という点がクローズアップされています。これから地球上の人口が増えていく中、人間にとって救世主になる的なことをよく言われています。

    どうして食糧難を救うのかというと、牛や豚、鳥と比べて昆虫を育てるのは環境へ負担が少なくてなおかつ簡単に増えるから。

    環境負担を減らして持続可能な仕組み、いわゆるサスティナビリティな食材って言いたいみたいです。SDGs的な?

    そういえば、サスティナビリティとかSDGsっていう言葉も突然世の中に出てきて、今では「誰もが知ってて当然」みたいに我が物顔していている感じがして非常に好きではありません(笑)

    あとは、昆虫には魚や肉よりもタンパク質が3倍以上も含まれている、と言われているそうです。なるほど。

    以上が、よく挙げられている昆虫食のメリットみたいです。では、引き続きデメリットについて書いていきたいと思います。

    昆虫食のデメリット

    調べると一番に出てくるのが「食欲が沸かない。食べず嫌いになる」です。昆虫が苦手な人にとっては、見た目がグロくて食べられないし嫌いになるのがデメリットなんだそうです。

    次に出てくるのが、アレルギーの問題だそうです。たしかに、昆虫には甲殻があるのでエビとかカニにアレルギーがある人にとってはアレルギーが出る可能性がありそうですよね。

    デメリットを調べると出てくるのがだいたいこれくらいでした。基本的にはメリットのほうが大きいというような情報発信が多いように感じます。

    それでは、世の中で言われているメリット・デメリットを踏まえて、持論を言いたいと思います。

    コオロギには微毒が含まれている?!

    最近、コオロギ食がテレビ番組で取り上げられるようになったので色々と自分で調べてみたら、私にとって見逃せない情報がありました。それは

    コオロギは漢方で「毒(微毒が含まれている)」扱いされていて、なんと妊婦さんに関しては「禁忌」になっているそうです。

    どうやら、コオロギには強い利尿作用がある→妊婦さんがコオロギ食べると利尿作用が起こる→排尿すると体内の水分量が減る→血液の濃度が上がって血流が下がる→胎盤の血流が下がって流産の危険性が上がる→血液濃度を上げて血栓のリスクが増える

    みたいな流れだそうです。

    ここで私がとっても気になるのは、私が血栓症ということ。

    血液が固まりやすい先天性の血液疾患が原因で、私の両下肢静脈には血栓がガッツリあります。血液が固まらないように毎日血液サラサラの薬を飲んでいるけど、これでコオロギ食べたら血栓がひどくなるんじゃないか!?

    あと気になるのが安全性。

    よくコオロギとイナゴが比較されていますが、稲を食べるイナゴと違って、コオロギは雑食だから糞尿も食べるし、共食いもするし、寄生虫や細菌がついている可能性があって危ないそうです。

    メリットよりデメリットが多いコオロギ食

    昆虫食がどうしてこんなにブームになりそうなのかはわかりませんが、きっと昆虫食には利権が関係してたり、昆虫食に取り組んだら補助金が出やすかったり、何かしらの意図があってブームを起こそうとしているんだと思います。

    ほんの少し前までは、芸人が罰ゲームでゲテモノを食べさせられるみたいな時に使われていた昆虫が、いつの間にか「昆虫食は世界を救う」みたいにすり替わっていて、世の中おかしなことだらけだなぁと感じて仕方がないです。

    食糧難を救うを大義名分にしているのなら、減反政策をさっさとやめて、日本人の主食のお米をどんどん作ればいいんだと思っています。昔からある一次産業を壊して、昆虫食を進めようとしているのって一体なんでなんだろう。

    誰が何を食べるのかは個人の自由かもしれないけれど、安全性を考えても問題がまだまだ山積みみたいですし、なにより生理的に受け付けないような物を無理して(パウダーとかに加工して騙すように混入させる)食べさせようとしてることには

    「ん?怪しいな」

    という目で見たほうがいいなぁと感じました。

    今回は昆虫食(コオロギ食)について書きましたが、血栓症の持病がある私は全力で食べるのを避けたいと思いました。

    「直ちに影響はない」

    という言葉に惑わされないように!みなさんも血栓には気をつけましょう!

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