【2022年】国内各メーカーの人気SUV車を乗り比べてみた素直な感想

    SUV車

    「かっこいい車=SUV車」と思い込んでるまさこです。

    SUV車の新車を買おうと思ってる。でも、どの車がいいのかわからないという私と同じ悩身を持っている人と情報共有したい!

    というわけで、今回は各メーカーの人気SUV車をあれこれ乗り比べてきたという話です。

    目次

    人気SUV車を乗り比べてきた

    今回、車に詳しいパートナーを同伴してのSUV車の乗り比べをしてきました。

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    ディーラーさんに迷惑がられるくらい試乗を何度も繰り返して、ネガティブポイントはないか意地悪姑のように車内の隅々まで見て、その時に感じた率直な感想をお伝えします。新車を購入となると、普段テキトーにしか買い物をしない私でもさすがに即購入はできない。

    自分で納得した状態で購入したいので、そのためにも気になることはすべてクリアーにするために細かくチェック。

    国内で人気のSUV車ランキングは?

    まずは今巷で人気のあるSUV車を調べるところから開始!

    2022年6月の時点で「人気 SUV車 ランキング」と調べてヒットするのは、

    トヨタ ランドクルーザー プラド
    トヨタ ハリアー
    トヨタ RAV4
    日産 エクストレイル
    三菱 アウトランダーPHEV
    スバル フォレスター
    マツダ CX-5
    マツダ CX-8
    レクサス RX
    スズキ ジムニー シエラ

    こんな感じでした。このラインナップ、納得です。SUV車を欲しいと思ったときに真っ先に出てくるのがこの車たちですよね。

     

    ちなみに大前提として、私のSUV車に対するこだわりポイントは

    • 車高(視点)が高い
    • 車内が広め
    • 運転が楽しい
    • 災害に強い
    • 燃費がいい
    • 国産メーカー

    です。なので今回の車選びをするときに輸入車は含んでいません。

    というわけで、上記の人気SUV車ランキングを参考にして私が実際に試乗した車を紹介していきます!

    実際に試乗してきたSUV車

    あくまでも私の主観となりますのでご了承ください。「全然ピンとこねーぞ!」「お前の評価は偏ってるぞ!」「俺の好きな車を馬鹿にしやがってー!」などのご批判は心の中に留めておいてもらえたら幸いです。

    トヨタの高級SUV車「新型ハリアー」

    最初に試乗したのは、昔から男性陣に人気の車「TOYOTAの新型ハリアー」

    近所にある行きつけの?トヨタのディーラーで試乗。
    いつも担当してくれるお兄さんが石田純一に似ていて、心のなかで勝手に「石田さん」と呼んでいます(どうでもいい話)。

    私のハリアーに対するイメージは、「収入が結構あって30〜40代の男性が乗る」という感じ。

    車重もあるから走ってる時に良い具合でしっかり地に足がついてて、走行の安定感は抜群。人気がある理由がわかる車。

    がしかし、この車の最大のマイナスポイントは純正ナビ。

    ハリアー純正の12,3インチのモニターに映し出される画面がどうもおかしい。左右のどちらかに常に表示される操作パネルの一部。とにかくこれが邪魔(笑)なぜこんな仕様にしたんだろう。この表示が消せればもっと売れるかもしれないのに、と担当者さんに言ったら「ですよね(笑)」という返事。

    ハリアー自体は乗り心地も良いし、後部座席も広くて大人でもゆっくり乗れるので、身体の大きい男性にもピッタリだなぁという印象でした。

    ディーラーの担当者さんとは顔見知りなのもあるけれど、全体的にトヨタは押し売り感が少なめです。車の説明はもちろんしっかりしてくれますが、こちらの希望も聞いて、無理してプッシュもしてきませんし、納車まで時間がかかるデメリットも正直に教えてくれる等いつも好印象です。

    人気すぎて納車までが1年!トヨタの「RAV4」

    次に試乗したのは同じくTOYOTAの人気SUV車「RAV4」です。

    福岡市内のディーラーで試乗させてもらいました。そもそも新型RAV4の試乗車自体が少ないらしく、あちこち電話で聞きまくってようやく見つけた試乗車。もし試乗をしたい人は事前に確認したほうが良いと思います。

    で、言わずと知れた人気車のRAV4ですが、前評判通りにかっこよかった。そして私はピンとこなかった(笑)

    車内の内装はいわゆる「トヨタっぽい」感じで、安っぽくはないけれど、プラスチック部分が目立つのですごく高級感があるわけでもない。20代30代で運転が好きな男の人が乗るのにピッタリの「アクティブなSUV車」というイメージ。

    車高は高くてキビキビ動くので運転自体は楽しかったけれど、一番引っかかったのは納車まで1年近くかかるということ。

    コロナの影響で生産が追いついていないこと、半導体が不足していることが理由らしいんですが、いくら人気車といえど「乗りたい」と思った時から1年も待たないといけないのは気持ちが萎えます。

    ディーラーの担当者さんもそれがネックで、なかなか新車を売りづらいとぼやかれていました。

    ちなみに今乗っている車の下取りに関しては、契約時点の買取価格のまま、新車の納車日まで乗り続けていいという条件でした。(事故等で大きな破損がある場合は除く)何キロ乗っても買取価格が下がらないという条件で、なんとか新車契約を取りたいというディーラー側の苦肉の策とはいえ、この「買取価格は据え置き」というのはメリット!

    初めて行った店舗だったんですが、ここでも押し売り感はまったくなく「納車まで時間があるので買ってもらいにくい」というスタンスで対応してくれて、メリット・デメリットも教えてくれたのも良かったです。

    マツダの人気SUV車「CX-5」と「CX-8」ディーゼル

    マツダといえばデミオ!くらいの知識しかない情弱な私。

    しかも、昔友達が乗っていたマニュアルのデミオがまぁ走らないこと。長崎の急な坂道でベタ踏みしたときに全然前に進まない。なんだこのエンジンはっ!という悪い印象しかないマツダの車。

    そんな中、私の中で急上昇したのがディーゼルタイプの「CX-5」。街中でもよく見かけるので気にはなってたんですが、せっかく乗るなら運転が楽しいディーゼルタイプと決めていました。

    そして試乗に行くこと5回。

    寒い日、暑い日、雨の日、都会のコース、田舎のコースと試乗させてもらった感想は、非常に楽しい。トルクがあって、急な坂道でもぐんぐん進む!

    「私の知ってるマツダ(デミオ)とは違うっ!!」(当たり前だけど)

    乗り心地もよし、シートの座り心地もよし、シートベンチレーションもついているので夏場も涼しい!

    とにかく、CX-5は「乗りたい!買いたい!」と直感で感じる優良SUV車!

    ちなみに、CX-5の試乗のときについでに乗った「CX-8」は、一気にサイズが大きくなって6〜7人乗り仕様。後部座席を倒すとフルフラットになるので、出先で疲れたときに寝っ転がったりもできるし、荷物をかなり載せられるのもポイント。

    私には少し大きすぎたんですが、パートナー的には「これくらいのサイズ感欲しいよね」とのこと。男性にとってはやっぱり小さい車より大きな車でゆったり乗れる方が、運転中もストレス少なくて良いみたいです。

    走りはもちろんディーゼルらしい力強さと、CX-5より重量も増えたにもかかわらずそれを感じさせないようなトルクフルな走りが楽しかったです。

    マツダに関しては2店舗で試乗しました。

    街中にある新しい店舗では、スタッフさんは常時ヘッドセットを装着していて、遠隔で指示を受けながら営業をしている感じでした。良く言えばスマートな営業。悪く言えば人間味が少ない。そして押し売り感が強かった(笑)

    とりあえず試乗だけという話をしていたにも関わらず、「今日契約してくれたら特別価格でご案内できます!」というプッシュ。途中でスタッフさんが入れ代わったりしながらの営業トーク。どうやら新店長さんが赴任してきたばかりらしくて、売上を伸ばしたかったみたいです。うーん。このスタイルは好き嫌い分かれるな。

    そしてもう一店舗は、昔からあるマツダ。ちょっと田舎にある店舗なので、試乗コースも普段使う道に似ていてイメージしやすい。スタッフさんも押し売りがそこまで強くなく、のんびり対応してくれたので試乗もしやすかったです。田舎生まれの私にはこっちの店舗のほうがあってました。

    とにかく、試乗しに行った当日に新車を押し売りしてくるのってプレッシャーすぎて困ったというのが素直な感想。売りたい気持ちはわかるけどね。

    三菱が社運をかけて作った名車 「アウトランダーPHEV」

    ラスト試乗車は「三菱のアウトランダーPHEV」です。

    人生で初めて三菱の車に乗ってきました。若い頃に車フリークだったパートナーにとっては、三菱といえば「トラックの偽装」の印象が強いらしく、私達の間でもなんだか避けていた三菱の車。なんですが、アウトランダーだけは別物!

    もともと災害時の備えを常に考えている私にとって、大型バッテリーを積んでいる電気自動車っていうのはとても魅力的でした。とくに三菱のアウトランダーは旧型も人気だったし、実際に被災地に出向いて電力供給をしていた実績もあったりしたので、これはもしや「買いかも、、、!?」と一気に購入候補リストにインした車です。

    新しい型のアウトランダーPHEVの試乗をしてみたら、とにかくスムーズ。これまでの車の乗り心地と全然違って、まるで遊園地のアトラクションに乗っているような「スーーーーーーっ」と静かに動く感じに似ている!

    なんだこの不思議な感覚の車は!?なんか癖になる気持ちよさっ!

    となりました。運転が楽しい車を選びたくて、マツダのCX-5ディーゼル車に乗ったときには「これしかないっ!」と確信していたんですが、電気自動車のスムーズさと運転のしやすさを知ってしまうと、、、

    ものすごく悩む!!

    まさかディーゼル車と電気自動車で悩むことになるとは、、、

    自分でも驚きです。ディーゼル車のあのトルクフルで力強い「いかにも運転していますっ!」という感じか、電気自動車の「変わらない一定のパワーでスムーズな走り(動き)」という感じなのか。

    何を基準に選べばいいのかわからないけど、金額に関してはアウトランダーPHEVは400万円超え。免税や補助金もあるにしてもさすがにお求めにくい車だなぁという印象でした。そして納車まで7ヶ月近くかかるという話。

    三菱自動車でも他メーカーと同様、半導体不足とコロナの影響で納車が遅れているということでした。ここはどのメーカーさんも同じで仕方がないこと。とはいえ、まさか新車の納車まで半年以上も時間がかかることになるなんて、、、

    ちなみに三菱さんの担当者さんは若い女性だったんですが、人間味のある熱心な方でした。押し売り感はあるもののあまり嫌な印象も受けず、おや?三菱って悪くないなぁと好印象でした。

    試乗しなかった・試乗できなかったSUV車

    人気SUV車の中でも試乗しなかった、もしくできなかった車もあります。

    納車時期が2〜3年後!?トヨタ「ランドクルーザー プラド」

    ハリアーの試乗をしたときに「プラドの試乗ってできますか?」と聞いたときの答えは

    「試乗車がないんです。というか、今購入してもらっても納車まで2〜3年待ち状態で、、、」

    という衝撃の答え!

    人間、2年も経てばライフスタイルも変わるだろうし、乗りたいという気持ちも萎えてるかもしれないし、何より元気に生きてる保証すらない(笑)実際に待ってる方もいるそうなんですが、よっぽどプラド好きじゃないと流石に待てない。

    というわけで、ランドクルーザープラドの試乗はできませんでした。

     

    アクティブな印象の日産「エクストレイル」

    エクストレイルが人気車なのは周知の事実。私の数少ない女友達のひとりも、スノボに行くためにエクストレイルを買った!というほど、アウトドア好きな人にとってピッタリの車です。

    実際に友達のエクストレイルを運転させてもらったこともあるので、今回はわざわざ試乗しませんでした。

    アクティブに動く人にはもってこいの車だけど、私は基本的にインドア派(笑)スノボもしなけりゃキャンプにも行かない。なんならパートナーと引きこもってゲームをするのが好き。

    という私にはエクストレイルを買う理由が特になかったので、候補から外しました。

     

    いつか乗ってみたい憧れの車 スバル「フォレスター」

    スバルの車って「運転好きの玄人が選ぶ車」というイメージ。私の独断と偏見ですが。

    フォレスターは、運転が楽しくて、ボディも頑丈で、スピードも出て、安全性も高評価という文句なしの高評価な車なので、いつかフォレスターの試乗もしてみたいです。

    そういえば私が小さい頃、父親の車がスバルの「ジャスティ」っていう車に乗ってたんですが、シフトギアの上にボタンがついてて、普段は2輪駆動だけど、ボタンを押したら四輪駆動に切り替えられるという面白い車でした。

    そして現パートナーにジャスティの話をしたら、「俺のじいちゃんも乗ってたww」というまさかのジャスティかぶり。まさかの縁を感じた瞬間でした。

    私が外車を選ばない理由

    いやね、これまで結構な数の外車(主にドイツ車)に乗ってきたんですが故障が多かった(T_T)

    幼少期の家族旅行の帰り道、買ったばかりの父親のアウディのボンネットから煙が出てきて動かなくなって、レッカー車でドナドナされてそのまま廃車。

    今から24年前、私が初めて乗った車も家族保有のドイツ車、フォルクスワーゲンのゴルフ。

    マニュアル車で運転自体は楽しかったけど、日本の高温多湿に合わなかったのかあっちこっちにほころびが出るわ出るわ。最後の頃はパワーウィンドウが壊れて、雨が車内に降り込んできたり、坂道を登れないくらいエンジンがダメになってサヨナラしました。

    その後も家族が好きなドイツ車をあれこれ乗らせてもらいましたが、メンテナンスが大変。

    実弟が車のメンテナンスが得意なのでかろうじて修理費とかも比較的安くすんでいたけど、ヤ○セとかで買ったら車検や修理、パーツ交換がとんでもない値段になります。修理して乗ってるより新しい車を買い直したほうがお得かも!?と思わせるような金額になる。

    外車に乗るのは、よっぽど乗りたいと思うような憧れの車のときか、自分でメンテナンスができたりパーツの取り寄せができたり、維持費を安く済ませられる人に限られるなぁと思ってます。

    店舗によって違う対応について

    今回、国産の人気SUV車に乗り比べてわかったのが、人気車といえど乗り心地はそれぞれに特徴があって、実際に試乗してみることは大切だなと感じました。

    あとは納車までの期間!!コロナ禍のせいもあって各メーカーさんどこでもが納車までかなりの時間がかかるみたいです。

    半導体不足もまだまだ続きそうなので、新車を買おうと思っているなら納車までどれくらいかかるかも大きなチェックポイントだなぁと思いました。

    あとは、SUV車ってやっぱり良いなぁと再認識できたこととも試乗してよかったこと。やっぱりSUV車は視点が高くて見晴らしもいいし、パワーもあってキビキビ動くので運転も楽しいし、次に購入するのはSUV車一択!!

    最後に、メーカーや店舗によって対応が全然異なるので複数の店舗に行くことをお勧めします。

    ポンコツまさこの学び「知識が無いと金額が上がる」

    今回のSUV車試乗での「ポンコツまさこの学び」です。

    ポンコツまさこはこれまで自分で新車を買ったことがなかったので、そもそもディーラーのスタッフさんとのやり取りをしたことがなく、「こういう風に営業されるんだ」ということを学びました。

    そして、自分に知識がないと価格交渉ができないこと。言われた値の提示しかしてもらえないこと。逆を言えば、知識があれば交渉次第で一気に10万円近くの値引きが発生することがわかりました。

    新車(に限らず中古車でも)を購入しようと思ったら、まずは狙ってる車の知識を付ける。パンフレットを見るだけじゃなく、今ならブログやYouTubeで「実際の購入価格」や「交渉方法」を発信している人もいるのでそこで勉強しておく。

    そして何よりも感じたのは、ディーラーで

    「今日契約してもらえたらこれだけの価格で対応します☻」

    と、その日のうちにゴリ押しで契約まで結びつけようとする時は基本断る!

    試乗目的でお店に行ったのならその目的だけで終わるべきだし、試乗して初めて知った車の機能や、気になるポイントが必ずでてくる。

    実際に私も試乗するたびに、車のモデルによってオプション値段が違うことがわかったり、納車までの期間が想像以上に長かったり、今乗っている車の下取り価格が店舗によって違ったり、納車時の段階でTVキットを取り付けてもらえるのか等、、、この他にも「??」と思うポイントがたくさん見つかりました。

    そんな疑問を消化できてないうちに契約するよりも、一旦家に持ち帰って調べてみてゆっくり検討してみたほうが失敗が少ないなと感じました。

    というわけで、当日その場で契約はしないほうが良いというのが私の答え。

    今回の試乗のおかげで車の購入方法や値切り方、メーカーやディーラーによって対応が様々なことを知れて勉強になりました!

     

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